第9回交流会
7月21日、第9回交流会が開催されました。
今回の講師は、株式会社オリィ製作所代表で、ロボットコミュニケーターの吉藤健太朗さんです。
代表理事の山田が、きずな基金の子ども達に吉藤さんのことを是非とも知ってもらいたかった理由は、セミナーを開始してすぐに判りました。
なぜ吉藤さんが、酷暑の大阪に黒のロングコートを着て現れたのか。
まずは、その「黒い白衣」についてのお話しです。
何者なんだこの人は。
小学5年生のとき不登校から引きこもりになった、初めてロボットコンテスト出場して優勝、それをきっかけに人前に出られるようになった、「奈良のエジソン」との出会い、電動車椅子の開発、分身ロボット「OriHime」神経難病患者のための視線文字入力装置「OriHime-eye」の開発、そして番田さんとの出会い。
当基金の中高生たちが、この夏休みのはじめに、
青年版国民栄誉賞「人間力大賞」、AERA「日本を突破する100人」、フォーブス誌「ASIAを代表する青年30人」等に選ばれている吉藤さんに会えたことはほんとうに幸運だと思います。
その魅力、その行動力、その可能性、吉藤さんの話のなかから何かひとつ、自分のことに置き換えて考えてみてほしいと思います。