第3回交流キャンプ

4月28日~29日、コロナ感染の影響で中断していた交流キャンプを約5年ぶりに行いました。          

キリスト教会が運営する猪名川研修センターにて、中高生30名、基金卒業生の大学生・社会人6名、弁護士等5名が参加し、これまでの参加者を大幅に上回る人数で楽しく愉快な開催となりました。

 

猪名川研修センターは、古くから建つ調理場や宿泊施設も清潔に管理され、猪名川の川辺に佇む山林に囲まれた自然がいっぱいの広大な場所でブランコなどの遊戯施設も設置されており、みんなで施設に大感動の始まりとなりました。

 

 

まずは、午後2時に広場に集合して施設案内やスケジュール等を説明した後、大学生が企画した「宝探し」ゲームから始まりました。このゲームは、中高生がチームを組んで質問が入ったカラーボールを見つけ、その中の質問に見事回答するとチームに配点があり、1、2位にはお菓子が景品として配られるというもので、最初は緊張していた雰囲気の子どもたちも一気に仲良くなり、打ち解けた空気の中で笑顔が満ち溢れていました。

       

その後は、大学生達が準備した食材で、全員で手分けして調理を担当し、ピザ、焼きそば、そして美味しい牛肉のバーベキューなど盛りだくさんなメニューの夕食でした。

           

炭火の焼肉やピザ窯で焼いたビザは多少不加減もありましたが、全員満腹で笑顔が絶えないひと時で、特に岩本弁護士はねじり鉢巻き姿で炭火の調節にかかりっきりで、本職顔負けの活躍ぶりでした。岩本先生、ホントにご苦労様でした。

 

 

夜のとばりが落ちた午後7時半頃から川辺でキャンプファイヤーが始まり、その後は打ち上げ花火の乱発となり、一同は打ち上がるたびに大歓声でした。

午後9時頃にお開きとなり、各自宿泊棟で眠りについたはずでしたが、翌日聞いてみると午前3時頃まで話が尽きなかった子どもたちもいました。

 

 

 

 

翌朝は、6時半起床で、調理を全員で分担して豚汁作りに励みました。その後、大学生からクイズ出題のレクリエーションがあり、大いに盛り上がりました。

      

最後に打ち上げとして、礼拝堂で藤井牧師からこの教会の歴史と聖書の一節の講話を受けました。牧師から子どもたちには、日本や世界で役に立つ人材になるようにとのメッセージがあり、粛然としたひと時で素晴らしい終幕となりました。

5年ぶりの開催でしたが、卒業生たちの積極的な準備のおかげで無事に交流キャンプを終えることができました。次年度にはさらに充実した企画で実施されることを期待しています。